Runpodを1年使って分かったメリット・デメリットと注意点【本音レビュー】

Runpod の使い心地について

Runpodを1年使って分かったメリット・デメリットと注意点

Runpodは、画像生成や動画生成、LoRA学習、ローカルLLMの実行環境として人気のGPUクラウドサービスです。

私はこれまでComfyUIによる画像や動画の生成、LoRA学習、FLUXやWan系モデルの検証などでRunPodを利用してきました。

気付けば利用期間は1年以上になり、GPUの乗り換えやストレージ増設なども何度も経験しています。
この記事では、そんな私が実際に使い続けて感じているメリット・デメリットに加え、注意点などをまとめました。

目次

Runpodを1年使った感想

私は現在もRunpodを利用しています。

理由はシンプルで、

  • GPUの選択肢が豊富
  • 必要な時だけ利用できる
  • AI画像生成との相性が良い
  • 大規模モデルも扱いやすい

からです。

特に、最近ではFlux.2やWanなどの高いスペックを要求する生成Aが増えたため、無料サービスや一般的なクラウド環境では物足りなくなる場面が増えてきていると思います。

最初の頃は、ややこしさを感じる事もありましたが現在では、
Runpodは「自分専用のGPU環境」を比較的手軽に構築できる最良な候補だと感じています。


RunPodのメリット

1. GPUの選択肢が豊富

RunPod最大の魅力はGPUの選択肢です。

用途に応じて、

  • RTX 4090
  • RTX 5090
  • RTX PROシリーズ
  • A100
  • H100

など様々なGPUを選択できます。

画像生成だけでなく、

  • LoRA学習
  • LLM推論
  • 動画生成
  • 音声AI

まで幅広く使用できます。


2. 必要な時だけ使える

RunPodは時間課金が基本です。

自宅に高性能GPUを購入しなくても、「必要な時だけ借りる」という使い方ができます。

具体的には、

  • LoRA学習時だけ起動
  • 画像生成時だけ起動
  • 検証が終わったら停止、削除

という運用ができる手軽さが大きなメリットです。


3. ComfyUIとの相性が良い

現在は多くのテンプレートが用意されており、

  • ComfyUI
  • Automatic1111
  • Jupyter Notebook

などを比較的簡単に導入できます。

私自身もComfyUI環境を中心に利用していますが、自宅PCより快適に作業できる場面が多くあります。


4. Google Colabより自由度が高い

Colabを使ったことがある方なら分かると思いますが、

  • 利用制限
  • セッション切断
  • GPUの変動

などが気になることがあります。

以前、Runpodで“自分専用Colab環境”を作る方法という記事でも書いたのですが、RunPodでは基本的に自分専用環境になるため、自由度がかなり高いです。


RunPodのデメリット

1. ストレージ構成が分かりにくい

これは私が最初に苦労したポイントです。

RunPodには、

  • Container Disk
  • Volume Disk
  • Network Volume

など複数のストレージ概念があります。

最初は正直かなり混乱しました。

慣れれば問題ありませんが、初心者の方がつまずきやすい部分だと思います。


2. 料金体系を誤解しやすい

RunPodは「GPU料金だけ」ではありません。

利用方法によっては、

  • ストレージ料金
  • Network Volume料金

なども発生します。

停止中でも料金が発生するケースがあるため、仕組みを理解しておくことが大切です。


3. GPUが確保できないことがある

人気GPUはタイミングによって空きがありません。
レンタルなので当然と言えば当然なのですが・・・。

特に新しいGPUや人気構成は競争率が高くなることがあります。急いで作業したい時に利用できない場合もあります。


1年使って実際に困ったこと

ストレージ不足

画像生成を続けていると、

  • モデル
  • LoRA
  • 出力画像

がどんどん増えていきます。

最初は十分だと思っていた容量でも、気付けば足りなくなってPodが停止してしまったこともあります。

SAKASA

あれ❓おかしい!動かないと!あちこち見ているとNetworkVolume内の容量が100%になっていて・・・💦
途中で容量を追加したことも数回あります。


モデル管理

FLUXや大型LLMを扱うと、モデルサイズが数十GBになることも珍しくありません。

そのため、

  • 不要モデルの整理
  • 保存場所の管理

が重要になります。


初心者向け情報が少ない

RunPod自体は非常に便利ですが、日本語情報はまだ十分とは言えません。

特にストレージや料金周りは実際に使ってみないと分かりにくい部分があります。


RunPodはこんな方におすすめ

  • ComfyUIを使いたい
  • LoRA学習をしたい
  • FLUXを利用したい
  • ローカルLLMを動かしたい
  • 高性能GPUを必要な時だけ借りたい

こうした方には非常におすすめです。


RunPodが不向きな方

  • 月に数回しか使わない(月数回しか使わないならColabも選択肢。)
  • 設定作業が苦手
  • 完全に無料で利用したい

このような場合は、他サービスの方が向いていることもあります。


まとめ

RunPodを1年間使ってきた感想としては、

「AI画像生成やAI開発を本格的に行う人にとって非常に優秀なサービス」

という評価です。もちろん、

  • ストレージ構成
  • 料金体系
  • GPU選び

など最初は戸惑う部分もあります。

しかし一度慣れてしまえば、自宅GPUでは難しい作業も手軽に行えるようになります。
これからRunPodを始めようと考えている方は、まずは小規模な構成から試し、自分の用途に合った環境を見つけていくのがおすすめです。

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