【生成画像の指の数や手の形を直したい時】Stable Diffusion 系プロンプトのコツとその他の方法

目次
ポジティブプロンプトで指の数を強調
- 「正しい手」「指の数が正しい」ことを明示する。
best quality, masterpiece, 5 fingers, correct fingers, perfect hands, detailed fingers
- 「5 fingers」の部分を強調したい場合
((5 fingers)), ((correct fingers)), ((perfect hands))
- 必要に応じてバリエーション
well drawn hands, fingers properly proportioned
使いやすいポジティブプロンプト
masterpiece, best quality, 5 fingers, perfect hands, detailed fingers
ネガティブプロンプトでミスを抑制
- 「指の多さや少なさ、変な形」を避ける
extra fingers, mutated hands, poorly drawn hands, wrong number of fingers, deformed fingers
- これをネガティブプロンプトに入れることで、誤った指の表現を減らす。
3. LoRA や ControlNet での補助
Inpainting(部分修正)
- Stable Diffusion系なら「手だけマスクして修正」もいいが、これもなかなか時間泥棒だ。
- 最近最も簡単で効果的だと感じるのが、FooocusのControlNet機能を使用しての、image pronptによる制御だ。Fooocusは微調整にも気軽に使用できるので是非試してほしい。
Fooocusに関しては、こちらの記事で書いているのでよかったら読んでください。 - PixAIやNijiなどもInpainting対応
AI補正ツール
- Hand LoRA:手をより正確に描くための学習済みモデル。
- ControlNet(OpenPose や Hand Pose):手の形を正確に制御可能。
- ControlNet + HandNet → 手専用補正モデル
- Real-ESRGAN系でアップスケール後、細部を手描き補正
手描きで微調整
- 小さな崩れは ペイントソフトで指1本単位で修正
- 手の構造は「指の数・関節・パース」を意識すると自然に見えます
ポイント
- 手は生成モデルの弱点なので、指の数を強調しても完全には直らないことがあります。
- 高精細化(ESRGAN、GFPGANなど)と組み合わせると修正しやすいです。
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