【Runpod 】 Automatic1111テンプレート 最短セットアップ!初心者が絶対知っておくべきポイントまとめ

A1111のテンプレート

A1111のテンプレート

RunPodでAutomatic1111(Stable Diffusion WebUI)を使う際、最初につまずきやすいのが「テンプレートの選び方」と「初期設定」です。
RunPod公式には複数のA1111テンプレートがありますが、起動方法や挙動がそれぞれ異なるため、正しく理解しておかないとUIが立ち上がらない ケースもあります。

この記事では、現在RunPod上で利用できるA1111テンプレートを比較し、安定して動くもの・使えないもの・特殊用途向けのもの をまとめています。
初めてRunPodを使う方や、最短で環境を整えたい方はぜひ参考にしてください。

目次

★A1111 Stable Diffusion WebUI – AI-Dock

安定起動するテンプレートです。
テンプレート側であらかじめ「ユーザー名とパスワード」による認証が設定されてるテンプレートです。

認証のデフォルト設定についてはこちらをクリックしてください。

Security The default credentials to access the web services are user/password. You can set environment variables WEB_USER and WEB_PASSWORD to change these.

ログインに認証が求められます。

A1111 Stable Diffusion WebUI – AI-Dockは、初期設定で以下の認証情報が設定されています。

ユーザー名:user  
パスワード:password
UIリンク

パスワードの変更方法は、下のタブをクリックしてください。

WEB_USERWEB_PASSWORDの変更方法

セキュリティを強化したい場合は、RunPodの Environment Variables(環境変数) から
WEB_USERWEB_PASSWORD を自分の任意の値に変更することができます。

  1. RunPodのポッド画面を開く
Pods画面
  1. 上部メニュー(三点マーク)の「Edit pod」→「Environment Variables」をクリック
Edit pod
  1. 次の2項目を探す: WEB_USERWEB_PASSWORD
環境変数の設定
  1. 自分の希望するIDとパスワードに書き換える
  2. 「Save」で反映

Stable Diffusion A1111

stlaurentjr/fast-stable-diffusion-slj:v0.6.6

このテンプレートは、以下の方法を勧められるので、少しややこしいテンプレートです。

使用方法
まず、Jupyter Labに接続してください。そこから、automatic1111ノートブックを実行してautomaticのUIを起動するか、dreamboothノートブックのいずれかを使用してdreamboothを直接トレーニングするかを選択できます。

A1111 Stable Diffusion 1.10.1.post2

ashleykza/a1111:1.10.1.post2
Automatic1111 Stable Diffusion WebUI

現状では RunPod 上で「UIが自動で立ち上がらない or 起動不能」

A1111 Stable Diffusion 1.10.0

docker.io/runpod/a1111:1.10.0.post7
Automatic1111 Stable Diffusion WebUI

使用できない

1-Click Automatic1111

runpod/ai-api-a1111:0.1.0
No README provided for this template.

A1111 のバックエンド API 環境のみを提供する Docker コンテナ」です。

用途

このテンプレートは次のような方向けです

  • 外部アプリやAPIサーバーからA1111を自動制御したい人
  • WebUIなしで高速生成ジョブだけを回す人(例:大量画像生成、API経由でLoRA適用)

UI操作を目的としたテンプレートではありません。

★Better A1111 CUDA12 Light

docker.io/madiator2011/better-a1111:light
Better Forge

安定起動するテンプレートです。

Course Stable Diffusion A1111

stlaurentjr/fast-stable-diffusion-slj:v0.6.5

最新A1111(1.10.x〜SDXL対応)は非対応
GPUやストレージに余裕が少ない場合
軽量でとにかく起動を早くしたい場合
Jupyterなどを使わずWebUIだけで使う場合

a1111-tensorrt

kopyl/a1111-tensorrt:latest

上級者で高速化したい方向けのテンプレートです。
→ GPU環境・容量・CUDAバージョンを揃えて手動セットアップしてください。

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