Llama4(Large Language Model Meta AI)使ってみた。

Llamaとは?

Llama(Large Language Model Meta AI)とは?

SAKASA

Metaが開発した大規模言語モデル
Llama4(ラマ)って、使った?

未来ちゃん

うん!すごく回答が早くて精度も増してる気がした!

推論プロバイダーmeta-llama/Llama-4-Scout-17B-16E-Instruct

目次

Llama の特徴

1. オープンモデル(公開されているAI)

Llamaは、オープンなAIモデル なので、研究者や開発者が自由に使ったり、改良したりできます。
他のAI(ChatGPTやClaude)はクローズド(非公開)モデルですが、Llamaはオープン!

2. 進化し続けるバージョン

Llamaには Llama 1, 2, 3… と、どんどん進化しています。

  • Llama 1(2023年2月): 限られた研究者向けに公開
  • Llama 2(2023年7月): 一般公開され、商用利用も可能に!
  • Llama 3(2024年4月): 翻訳や対話生成、コード生成などのタスクに対応
  • Llama 4(2025年4月):マルチモーダル能力が飛躍的に向上

3. 無料で使える!

MetaはLlamaを 無料で提供 していて、開発者が使いやすいようになっています。
(※ 商用利用する場合は一部制限あり)


Llama4 と ChatGPT4 の比較

未来ちゃん

「Llama 4」とOpenAIの「ChatGPT (GPT-4)」の比較表を作成してみました。​

項目Llama 4(Meta)ChatGPT(GPT-4 / OpenAI)
提供元Meta(旧Facebook)OpenAI
モデル名Llama 4GPT-4(GPT-4-turboなども含む)
公開状況オープンソースモデル(商用利用可)クローズド(API経由で利用)
利用方法Hugging Face、ローカル実行などChatGPT(Web)、API経由(OpenAI、Azure)
商用利用可能(ライセンス条件あり)有償プランで可能(API契約)
ファインチューニング自由に可能(自己ホストも可)不可(OpenAI提供のツール使用)
性能(言語理解)GPT-4と同等レベルとの報告あり高精度・幅広い知識・安定性あり
マルチモーダル対応対応予定・一部研究版で可能画像・音声・コード入力に対応(GPT-4-turbo)
コード理解・生成高性能(Code Llamaの統合も)非常に高性能(特にGPT-4-turbo)
カスタマイズ性高い(自己環境に合わせて構築可)低い(プロンプト設計やAPI設定で調整)
学習データの開示非公開(OpenWeights)完全非公開
動作環境GPU搭載PC・クラウド(例:RunPod)Webブラウザ / API経由のみ
主な用途研究・ローカルAI・企業内利用など一般利用・業務支援・生成AIサービス

普通にチャットする分には、スピード感に若干の違いは感じられましたが、
具体的な能力では、どの様な違いがあるのでしょうか?

執筆能力 Llama 4 vs ChatGPT(GPT-4)比較

比較項目Llama 4(Meta)ChatGPT(GPT-4)
執筆の流暢さ自然で文法的に正確だが、やや硬めの場合あり(調整が必要)非常に自然で読みやすい文章を生成。トーンの調整も容易。
構成力(導入・展開・結論)指示を明確にすればある程度可能自動で起承転結やセクション分けが得意
SEO対応(見出し構造やキーワード活用)明示的なプロンプトで対応可(テンプレート推奨)SEOに強く、H2・H3の構造も自動生成可能
リサーチ能力Web検索機能なし(事前学習に依存)有料プランではブラウジング可能(最新情報を調べて執筆)
口調・トーン調整カスタムトークンや温度調整で可能指定するだけで丁寧語・カジュアル・専門的など自在に調整可
クリエイティブな表現比較的シンプル比喩やストーリーテリングなどが得意
画像生成・埋め込み対応外部連携必要(例:Stable Diffusionなど)ChatGPT(Pro)ではDALL·Eで画像生成・挿入可能
共同編集機能自前で構築する必要あり(例:ローカルノート)ChatGPT上でリアルタイム対話しながら執筆可能
ファインチューニングカスタムブログ用AIとして育成可(自己ホスト可)カスタムGPTの作成機能あり(ノーコードで対応)
おすすめ利用者技術に慣れた中〜上級者・自前ブログ環境の人初心者〜上級者まで幅広く対応

スクショ解説・図解・画像入り記事を作りたいChatGPT(GPT-4 Turbo)
テキストのみで自前環境を構築したいLLaMA 4

プログラミング支援能力の比較(LLaMA 4 vs ChatGPT GPT-4)

比較項目LLaMA 4(Meta)ChatGPT(GPT-4 Turbo)
自然言語→コード生成✅ 可能(コード補完対応モデルあり)
※Code LLaMAなど派生モデルが必要
✅ 非常に優秀
Python、JavaScript、HTML、CSS、SQLなど多言語に対応
コードの説明・解説⚠️ 一部可能(Code LLaMA利用時)
精度はモデル次第
✅ 高精度な解説が可能。初心者にもわかりやすく説明できる
バグの発見・修正提案 コードのみの解析に特化(対話ベースは苦手) コードの誤りを読み取り、修正コードを提示可能
対話型のコーディングサポート 対話最適化がされていない場合が多い 高度なチャットUIで、段階的な指導が可能
API設計・ドキュメント作成ドキュメント生成は簡易的 Swaggerなどの形式やコメント付きコード生成に強い
Gitやバージョン管理の知識支援弱い GitコマンドやGitHubの使い方も丁寧に教えてくれる
ライブラリやフレームワークの提案一部の情報は対応 最新ライブラリ・ベストプラクティスの提案も可能(例:Reactでの状態管理など)
統合開発環境(IDE)との連携 Visual Studio Code などに組み込み可能(Code LLaMA等) CopilotやVSCode拡張とも連携可能(ChatGPT ProならAPI利用も)
日本語対応・自然な指導 英語中心。日本語の解釈力は限定的なことも日本語の質問にもスムーズに対応。初心者にもやさしい

Chat形式でプログラム学習・バグ修正・アプリ制作支援をしたい ChatGPT(GPT-4 Turbo)
自分のPC環境で軽量にコード生成モデルを回したい LLaMA 4(Code LLaMA) + VSCode などと連携

Llamaの活用例

Llamaは、企業や研究者によって様々な用途で活用されています!
🔹 AIチャットボット
🔹 文書の要約や翻訳
🔹 コードの生成・補助
🔹 カスタマイズAIの開発

企業や開発者が独自のAIを作るための「土台」 になっているのがLlamaの強み!

まとめ

Llamaは、Metaが開発したオープンな大規模言語モデル(LLM)
ChatGPTとは違い、オープンソース的な使い方ができる!
研究者や企業が自由にカスタマイズ・活用できるAIモデル!

🚀 「自分でAIを作りたい!」という人には、Llamaがオススメ!

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